【映像制作】独学で7桁を超えた大学生フリーランスの考え方には感動と勇気があった

みなさん、大学に入ってやりたいこと、やれてますか?

「そもそもやりたいことが見つからない」「あってもなかなかできない・・・」そんな人も多いのではないでしょうか。

今回ポケット予備校は、大学に入ったあと、やりたいことを見つけ、自分の力で腕を伸ばして今では好きなことを仕事にし、フリーランスとして活動している大学生に取材してきました。

活動的に大学生活を送るその生き方と考えには、大学生活でやりたいことをやるヒントがありました

【渡辺達也】2000年生まれ。大学生である一方、映像制作を手がけるフリーランスとして関西を中心に活動している。

〈聞き手・文=大塚(ポケット予備校 編集長)/撮影=渡辺達也/編集=渡辺達也・大塚〉

将来の夢が決まってないから、とりあえず大学に

大塚:受験時代はどんなことを考えてましたか?

渡辺:ずっと部活動と勉強をやってて、正直、あんまり将来の夢とかが自分の中で決まってなかったので、とりあえず大学に行きたいっていう未熟な考えは当時はあったなって思います。

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自分が好きな映像を作ってたら、あるときお仕事につながった

大塚:そんな経緯で大学に入ったわけですが、今はどんなことをされていますか?

渡辺今は映像関係で制作事業をしたり、自主制作で自分の作りたい映像を作ったり、日中はそういう映像周りのクリエイティブなことをしています。夜とかに学校の課題とかを進めている感じです。

大塚:そもそもどういうきっかけで映像関係の道に入ったんですか?

渡辺:海外の映像クリエイターさんが作った東京の映像をYouTube上で見て感動して、映像に興味を持ちました。半年前くらいからカメラを買ってパソコンを買って、自分でも映像を作りたいなって始めました。

最初はただただ自分が作った好きな映像をSNSとか友達とかに見てもらう場にアップロードしてました

あるとき、それを見てくださった大人の方が気を留めてくださって、お仕事につながったのが映像関係の仕事の道に進んだきっかけですね。

仕事スペースにて

楽しみながら独学した

大塚:どんなふうに活動を進めてきましたか?

渡辺:最初に憧れた海外の映像クリエイターさんとのギャップを埋めたいが一心で、楽しみながら映像を独学で学びました

YouTubeを見たり、Googleで調べたり、現場の人に聞きに行ったりして。そうしてるうちにいつの間にか、少しづつ自分でも作れるようになったのかな、っていうのが今の位置付けです。

大塚:1人で進めてきて大変だったことはありますか?

渡辺:大変だったことは、うーん・・・正直、学ぶってことに関しては、かなり情報が出回っている時代なので、学ぶことに関してはあまり困った部分はなかったです

ただ、本当に自分が何をしたいのかとか、そっちの方が自問自答することが多いし、今でも葛藤してるんじゃないかなと感じています。

お金を払ってスクールに行くべきですか?

大塚:独学で勉強されたということですが、今まで有料のスクールなどには通われましたか?

渡辺僕は通ってないです

大塚:そういった有料のスクールなどについてはどのようにお考えですか?

渡辺:確かに、大学も有料のスクールと言えばそうですし、今はオンラインスクールや塾みたいなものとかいっぱいできているので、充実はしてるし、めちゃくちゃいいなとは思います。僕もそこは肯定派です。

ただ、スクールに入るかどうかは、時間を効率化したいかどうかっていうところがまず第一にありますよね。

それに僕は、自分の考えを発信したいっていうのが一番最初のところだったので、変にその周りから教えてもらうっていうよりは、自分がしたい表現だけできればいいっていう考えのもと、1人で進めました

「独学だからこそ、自分らしさのある表現ができる部分もある」

だからぶっちゃけ、自分のできることだけしかできないですけど、でも逆に言ったらそこに関しては自分らしさのある、アイデンティティーのある表現ができるんじゃないかなって。

そういう部分では独学もいい部分があって、どっちもどっちでいいんじゃないかなって思います

誰でもできる、お金のかからない独学スタイル

大塚:映像は独学したということですが、どのような方法で勉強しましたか?

渡辺:学習スタイルとしては、まずYouTubeで調べて、YouTubeになかったらGoogleで調べて、それでもなかったら英語で検索してYouTubeとかGoogleとかで出てくるか出てこないかを見ます

それがでも最終的になかったら、現場の人に直接聞きに行くとか、一緒にお仕事させていただいた時に「ちょっとこれどうしたらいいんですか」って聞くとかですね。

何十件もの仕事と収入

大塚:今までどれくらいの数の仕事をされてきたんですか?

渡辺:件数は・・・、うーん、駆け出しの頃はやっぱり量をこなしていたので何十件もあると思います

今は質も高めたいので、何でもかんでもやるというよりは、お互い良い関係が築ける制作に集中したいなっていうのと、加えてコンテンツとして自分の発信を続けたいなっていうところがあるので、ちょっと今はバランスを調整しつつってところです

大塚:収入はどれくらいですか?

渡辺:収入に関しては・・・うーんと、まあ映像関係の機材を今は一式持ってるんですけど、パソコン・カメラ・カメラ周りの付属品・ドローンとか、それが買えたってくらいですね(笑)。

大塚:よろしければ具体的な金額を・・・

渡辺100万円から200万円くらいは、この半年くらいでは。正確な計算は全然してないですけど、おおまかにはそれくらいあると思います。

照れた笑顔を見せる渡辺さん、かっこいい

時間はお金では買えないから、収入は全て投資に

大塚:そうやって得た収入はどのように使われていますか?

渡辺:僕は美味しいご飯を食べることも好きですし、あとは服も好きですし、いろんな買いたいものとかもめちゃくちゃあるんですけど、やっぱり投資に回すのが自分の中でイチバンです

それはあんまり苦でもないですし、映像制作にはやりがいも感じるし。これからの自分のステップアップとかやりたいことを拡大していく上で必ず力になる投資かなって思っているので。

その・・・お金は正直、頑張ったら稼げるし、方法はいくらでもあるじゃないですか。バイトでも就職して、とかでも。

でも時間だけは本当に、特に今の若い時間っていうのは有限だし、そう思うと、何十万とかしちゃうものを買うときも、時間をお金で買うじゃないけど、それでいいパフォーマンスができるのであれば、ちょっと買っちゃおっかなみたいな感じで、投資に回してますね自分に。

もう自分に投資してる感じです

泥臭くても挑戦して失敗して

大塚:これからフリーランスを目指す学生に何かアドバイスはありますか?

渡辺:これはフリーランスを目指す学生にも、そうでない人にも、誰にでも言えることかなっていう風には感じて。

やっぱり僕は今学生の立場で、学生の友達とも会うし遊びます。

でも一方で、お仕事ではちょっと経験のある大人の方とお会いさせていただいてご一緒する機会があるっていうときに、やっぱり今のこの若い時間を、大人の人たちからしたら、ホントにもっといろんなことをした方がいいよ、っていう風にアドバイスをくださることが多いんですよ。

やっぱり大人の人たちから見たら若いときって、もっともっとアグレッシブにというか泥臭くてでも挑戦して失敗してって感じなんですよね。その失敗は絶対にいい経験になるし、それはさっきのお金の投資の部分もあるかもしれないですけど、なんか買って、それが失敗だったとしても失敗をお金で買えたとか。

トライしたことがいい結果で帰ってきたらもちろん自分の財産として持ってたらいいし、うまくいかなかったとしても、ちゃんと目的があって行動したんであれば必ず返ってくるんだろうなっていうのは本当に常々感じています

トライアンドエラーの繰り返しみたいな中で、それは技術的な映像のところでも、人間的な生き方のところでもあるなあって。

ゆっくりと言葉を選びながらアドバイスを送る

初めての仕事は、良いものを作りたいという思いだけだった

大塚:初めて案件を受けるとき、怖さなどはありませんでしたか?

渡辺:やっぱりフリーランスをこれからやっていく人、仕事を自分個人でやっていく人って、最初にゼロからイチにお金になる、お仕事になるっていう機会が本当に貴重だと思うんです

僕の場合はたまたまその機会が運よく降ってきましたが、そういうことがない人は自分から営業かけたりすることもあると思います。だから、一番最初の仕事が来るっていう壁はけっこう大きいかもしれないです

僕はそれが来た時は、怖さというより、自分が発信した映像を見てもらって最初のお仕事につながったっていうのが素直に嬉しかったし、その人に対して良いものを返したいっていうだけだったので、本当に良いものを作りたいという思いしかなかったかな。

1つ目の仕事から自然とプロ意識

結果的に最初にカメラを買う投資の時とかも、勇気出してやったからこうやってお仕事として返ってきたのかなっていう嬉しさの方が強かったかもしれないです。

初めて報酬を得たときの気持ち

大塚:そうして初めての仕事をこなして初めてお金を得たときはどんな気持ちでしたか?

渡辺やっぱり嬉しかったです。僕、焼肉屋さんでバイトしてたりもしたんですけど、自分の趣味の延長戦というか、好きなことが誰かに認められて、しかもお金っていう価値がついて、そうやって評価されたっていうのは嬉しかったです

フリーランスとして仕事をする中で

大塚:仕事の中にはやりたくない仕事もあるかと思いますが・・・

渡辺:何にしてもこう、映像制作でも僕もやりたくない仕事もあるし、やりたい楽しい仕事もあるし、それはどの職業でも辛い部分っていうのは絶対にあると思うんです。

だけど、そこに価値というかやりがいみたいなものを見出したら仕事は絶対にいい方向に向かっていきますし、僕もそういうモチベーションでいろんなことにポジティブに取り組みたいなって思ってやってます

大塚:フリーランスとして大事にしてることはありますか?

渡辺:フリーランスが普通の人と違うかもしれないことは、やっぱり組織に属さないので個人個人の人との繋がりが強いことだと思います。

フリーランスとして活動しているといろんな業種の方、いろんなバックグラウンドを持つ方とお話をすることがあり、それは若い自分にはすごい刺激的なことだし、人との繋がりは本当に大事だし、それはお金より絶対に大事だと思います

あなたにとって大学生活とは

大塚:そんな渡辺さんにとって、大学生活をどのように見ていますか?

渡辺:僕にとっての大学生活は・・・自分を見つめ直す時間っていうか。

これをやりたいって専門があって大学に入って、そういう意思で大学生活に対して向き合っている人は素晴らしいことだと思います。

僕にはそれがなかったので、大学の中でこれがしたいっていうよりは、大学っていう4年間は両親からお金を払って時間を買っていただいたと考えています。

その中で学部の勉強ももちろんやるし、学部以外の新しいこととか友達付き合いとか、遊びの中で新しい発見もあるし、本当に大学生活は時間がある分自分に全てがかかってると思うんです

僕は大学生活の中でいろんなことに挑戦して、今は映像っていう一つのものがあるかもしれないけれど、それだけにこだわらずいろんなことにチャレンジしていきたいなっていうのは思ってます。

これから大学生活を送る人へ

大塚:最後に、これから大学生活を送る人にアドバイスをお願いします。

渡辺:僕も大学に入学した時はけっこうフワッとしてて。フワーっとしたままとりあえず大学入る人ってけっこう多いと思うんです。僕もそういうタイプの学生でした。

フワッーと大学に入った入学当初を振り返る

でもいつかは仕事をするし、学生っていう時間も限られているし、だったらその中で自分が何をするのかっていうのを常に自分に問いただしてやるだけで、つまらない日常も自分のためになっていく気がします

僕より若い高校生とか大学1年生っていいなあって思いますねえホントに。自分よりも、若い時間をもっと持ち合わせているから。

僕は本当に時間とか人が大事だと感じているので、そこを大切に持ち続けて、失敗したら失敗したで全然大丈夫だし。

でもやるってことだけは絶対にしてほしいかなって思います

何でも、自分の中で気づいて思ったことがあるんだったら、言うとかやるとか。

行動に移すっていうのは絶対に大事なことです

机の上で「これはこうこうこうだから・・・」って口にすることは誰でも言えますが、そこから行動に移して、行動に移せるかは自分次第だし、行動に移した後それを継続できるかは自分のモチベーション次第かなって思うし

いろんなことに挑戦してほしいなあって思いますし、こうやって喋ってる自分も挑戦しないとなあって思ってます。

メッセージがカッコいい・・・

終わりに代えて

「名言なんか言えないよ」とインタビュー前には照れていた渡辺さんですが、トリッキーな表現などなくても、インタビューの中で現れた彼の考え方そのものが名言でした。

YouTube上で見た映像に感動し、独学でスキルを身に付けていった渡辺さんは、その言葉の節々に人生に対する力強い姿勢が垣間見えました。

「行動するってことは絶対にしてほしい」

シンプルだけど、これに尽きる、そんな言葉ではないでしょうか。夢に向かうすべての学生にとって小さな追い風となれば幸いです。

インタビュー・収録・編集までしてくださった渡辺さん、ありがとうございました!

渡辺達也さんのYouTubeチャンネルはこちら→https://youtube.com/channel/UCNMn60kQP-wAXZpCA14bW-w

渡辺達也さんのInstagramアカウントはこちら→https://www.instagram.com/_tatsuya_w/

渡辺達也さんへの連絡はこちらから→tatsuya.worksmail@gmail.com

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