【経験者が語る】東大合格の難易度は実際どれくらいなのかを徹底解説!

みなさんこんにちは。

突然ですが、東大に合格するのは簡単なのでしょうか?

東大入試は決して簡単ではありませんが、しかし合格が全く不可能なほど難易度が高いわけではありません

今回は東大入試の難易度について解説します

東大合格ってどれくらいのレベルなの?

みなさんは、東大合格に対してどのような印象をお持ちですか?

「東大の問題って難しそう…」

「東大に合格できるのはよっぽどの天才なんだろうなあ…」

このような印象をお持ちの方も多いかもしれません。しかし、東大合格は全く手の届かないもの、ではありません

まずはそのことをデータで確かめてみましょう

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他の大学と偏差値を比較

まずは、日本全国の大学・学部について、偏差値が高い順に並べていきます。

偏差値大学・学部
76東大・理三
75京大・医 慶応・医
74大阪大・医 東京医科歯科大・医
73東大・文一/文二 私立大学医学部(順天堂大学など)
72東大・文三/理一/理二 京大・総合人間/経済/法 慶応・法/経済/総合政策 早稲田・政治経済/商 三重大・医 京都府立医科大・医 千葉大・医 名古屋大・医 名古屋市立大・医 奈良県立医科大・医 東北大・医 横浜市立大・医 神戸大・医 筑波大・医 私立大学医学部(日本大学など) 慶応・環境情報

東進の大学入試偏差値一覧より

上のように、東大レベルの学力が必要とされる大学は、医学部や早慶を中心とした私大を中心に多く存在することがわかります。

これらの大学・学部の入試合格定員を全て足し合わせると、およそ10000人あまりになります。もちろん、国公立大と私立大の入試形式は大きく異なるところはありますが、それでも偏差値の観点から言えば東大レベルの大学は多く存在するのです。2020年度のセンター試験の受験者が55万人であることを考えると、

大学受験者のおよそ上位2%に入ることができれば東大に合格することができる

のです。

これは、例えば偏差値72の筑波大学医学部に合格する人は偏差値的には東大理科一類と同じだから、実質的には合格できる(ポテンシャルを持つ)という考えからの計算です。

「とはいえ上位2%に入るのは難しいよ…」

と思われる人もいるかもしれません。

しかし、東大合格が難しくない理由は、その入試問題にもあります。実は、東大入試の問題は「難しくない」のです。

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東大合格はそれほど難しくない

東京大学よりも難しい問題を出す大学はたくさんあります。京都大学の数学の問題は誘導が少なく難解だと言われますし、慶応や早稲田の地歴は重箱の隅を突くような知識問題を大量に出題します。医学部を受験しようと思うと、面接などの対策をしなければならないでしょう(一応、東大でも理科三類を受験する場合には面接が課されますが)。

東大が入試で受験生に求めるのは、しっかりとした基礎、そしてその基礎事項を問題に応用して考える思考力です。東大の問題に突飛な問題や知識一辺倒の問題は少なく、基礎事項、および基礎から派生して思考力を問う問題が大半なのです。

共通テストは8割で足切りはほぼ突破

では、ここで東大の入試方法について確認します。

東大受験においては二つのステップが存在します。「共通テスト」と「二次試験」です。この二つの試験を突破することで東大合格を果たすことができるのです。それぞれ見ていきましょう。

まず「共通テスト」では、理系は5教科7科目、文系は5教科8科目の試験を受けます。900点満点で点数が出るわけですが、点数順に受験生を並べた時に下位に位置する受験生の一定数は次の「二次試験」の受験資格を得ることができませんいわゆる「足切り」です

この足切りのラインは、二次試験の倍率(=「二次試験合格者」/「二次試験受験者」)が一定率になるように調整されます。

センター試験時代にはなりますが、2020年度入試の文科一類を例としてみましょう。文科一類の二次試験の倍率は3倍と設定されており、また文科一類の募集定員は401人です。ですから、文科一類の二次試験を受験する人数は401✖️3=1203人となります。

一方、文科一類に出願してセンター試験を受験した受験生は1379人いました。ですから、センター試験の得点が下位の176(=1379−1203)人の文科一類志望者は足切りをくらって二次試験を受験できないことになります。

では、共通テストでどれくらい得点すれば足切りを回避して二次試験を受験できるのでしょうか。下の表をご覧ください。

科類得点(900点満点)
文科一類621
文科二類612
文科三類575
理科一類681
理科二類626
理科三類611

これは2020年度の足切り突破最低点の表です。年度にもよりますが、基本的に8割程度の得点ができれば足切り突破が見えてくる、と言えるでしょう。ただし、2019年度の文三足切り点が750点と高騰した例もあるので、油断は禁物です。

共通テストはクセのある問題は少なく、基礎を中心に問うことで受験生の学力を真っ当に測ることを目的とした試験なので、基礎を十分に固めて十分に過去問演習などを通して傾向を掴めば、8割から9割の得点を実現することは可能です

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二次試験は基礎ベースだが、科目数と時間制約に注意が必要

そして、共通テストを突破すれば「二次試験」を受験することになります。これを通過すれば晴れて「東大合格」です。

東大の二次試験自体は440点満点ですが、それにセンター試験の得点を調整(900で割って110をかける)して算出した110点満点の得点を加算した550点満点の得点で合否が決まります。例えば、共通テストで810点、二次試験で300点を取った場合、総合得点は810×110/900+300=399点、ということになります。

「東大の二次試験なんて問題難しそう…」と思われる方もいるかもしれません。しかし、先ほども言った通り、東大が入試で受験生に求めるのは、しっかりとした基礎、そしてその基礎事項を問題に応用して考える思考力です。

東大の問題に突飛な問題や知識一辺倒の問題は少なく、基礎事項、および基礎から派生して思考力を問う問題が大半なのです。

東大に合格するためには、まずは教科書レベルの基礎事項を固めることから始めましょう。東大受験における基礎固めの重要性は、私たちポケット予備校の記事で繰り返し説明しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

ただし、東大入試独特のハードルもありますそれは「試験科目の多さ」「試験時間の長さ」です

例えば、各大学の文系の二次試験科目数と試験時間(分)を見てみましょう。

二次試験科目数英語の試験時間数学の試験時間国語の試験時間地理歴史の試験時間
東大(文科)5(地歴は2科目選択)120100150150(2科目計)
京大(法学部)12012012090
名古屋大(法学部)1059090(小論文)
慶應大(法学部)8090(小論文)60
早稲田大(法学部)90(60)90(60)

※カッコ内数字は選択科目であることを表す。

以上のように、東大は「試験科目数」「試験時間の長さ」両方から見ても他大学を圧倒していることが分かります

東大合格にはバランスが重要

試験科目数が多いということは、全ての科目についてある程度の実力を持つことが必要となります

例えば東大合格ラインの英語の得点は大体70点台あたりだと言われていますが、英語が苦手で40点から50点しか取れないとすると、数学などの他の科目がよほど得意で高得点が期待できるという人以外は東大合格は難しくなります。

普通の受験生は、全ての科目である程度バランスよく得点を重ねて合格を目指す、という受験戦略がベストになるでしょう

また、東大は国公立大学なので、共通テストにおいて文系は5教科8科目、理系は5教科7科目が課されます。この共通テストの対策も合わせると、カバーすべき科目数・学習範囲はかなり膨大になります

科目数が少ない早慶などの私立大学はラスト2〜3ヶ月の勉強だけで合格が可能だ、と言う人もいますが、科目数が多い東大ではそうもいかないでしょう。

試験時間の長さも東大の特徴ですが、これは必ずしも時間は余裕がある、というわけではありません。特に英語は30分のリスニング時間も含めて試験時間が2時間となっているので、かなりのペースで問題をこなさないと問題を解き切る事ができません。

東大の各科目の出題傾向を確認して、どのように時間を使うか作戦を練っておくことが大切です

まとめ

さて今回は、東大合格が難しいのかについて見てきました。この記事のポイントは、

  • 受験生上位10000人に入れば東大合格のレベルに達していることになる
  • 共通テストで8割以上取れればセンター足切り突破が大きく近づく
  • 二次試験では6割程度の得点で合格ラインに大きく近づく
  • 「科目の多さ」「試験時間の長さ」には注意が必要

です。

他にもこのサイトでは、東大合格についての様々な情報が得られる記事が充実しているので、興味のある方は合わせてご覧ください。

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