こんにちは、ポケット予備校です!
今回は、現役東大生である私が、東大を目指していた高校生時代の心構えのようなものを紹介したいと思います。
いわゆる、モチベーションの保ち方とでも、言いいましょうか。
テレビや、youtube等で、そういった紹介が多いとは思いますし、同じような内容も多いかもしれませんが、人それぞれあるんだなと思って、あくまで、私が感じていたことを記していますので、少しでも記事を読んでいてくれる方のプラスになればと思います。
今年は、コロナの影響でかなり、不安な方も多いと思うので、少しでも参考になればと思います。
受験期間はポジティブにいましょう
受験期間は、勉強よりメンタルの方に気を使うべきだと私は思っていました。勉強なんて、みんなします。しなかったら、受かるはずないですから。
みんなと差をつけるなら、メンタル面かと思います。
同じ成績、勉強量の人で、自分に自信がある人と、自信がないひとだったら、ベストを出せそうなのは、前者ですよね。
自分に自信を持つ、すなわち、ポジティブにいましょう。今回の記事ではその方法として、私が、受験生時代、感じていたこと、合格してからこうしていてよかったと思ったことを紹介しています。
東大を目指すきっかけ
どんな人であれ、東大に行きたいと思った原因があると思います。別に自分個人の理由ですから、なんでも構いません。
私の場合は、国際的な人間になりたいと漠然と感じていたので、世界に一番密接そうな大学は、やっぱり東大だろうという曖昧なものでした。
他にも、周囲が東大志望が多いからとか、東京に行きたいからとか、この先生のもとで学びたいからという人もいるでしょう。
なんでも、構わないですが、1つ、なんで東大を目指しているの?と聞かれた時に、答えるものがあった方がいいのではないかと思うのです。人に、そう尋ねられた時、答えられなかったら、自分は本当に東大に行きたいのか‥?と自分に対して、疑心暗鬼になってしまいます。
入試はあくまで、個人戦です。自分を信じることが出来なかったら、勉強もはかどらないでしょう。
1つなんでもいいので、理由を曖昧でも、意識するのは大事なのかなと思います。
堂々と東大を志望しましょう
これは、あるテレビ番組で見ていて、なるほどと思ったことなのですが、志望校、今回は東大志望であることを堂々と宣言しましょう。
周囲に、東大志望であることが、知れ渡ると、途中で諦めるのも、落ちてしまうのも恥ずかしいと思って、周囲からの見えないプレッシャーで、勉強せねばと思い、勉強に精だ出るという話でした。
これを聞く前からでしたが、私も堂々志望校を言うタイプでした。その分、東大志望と言っても、恥ずかしくないような成績を取ろうと思って、勉強していました。
東大というと、やはり大学入試に関しては日本のトップです。そこを目指す言うと、対して賢くもないのにとか、無理だよとか言われるかもしれません。そう言った声を見返そう、言わせないぞくらいの気持ちを持つと、勉強への取り組みもよくなるのかなと思います。これは、綺麗事かもしれませんが、実際周囲の人間を巻き込むことは大事なのかなと思います。
東大志望の自分に酔う
東大って、大学入試だけなら、一番だよねとは高校生の時の私は思っていました。今では、恥ずかしい話ですが、そんな東大目指している自分に酔っていたというか、すごい!みたいな感情がありました。
しかし、私はこれが入試勉強に関しては、プラスに働いていました。
東大に受かった訳でもないのに、自分に酔っているがために、自分に非常に自信が持てていました。受験勉強って、もちろん勉強量も大事なのですが、メンタル面も非常に重要です。自分に自信が持てていたからこそ、直前期も緊張感こそはありましたが、メンタルを平常に保ちながら、勉強出来ました。自分が東大に落ちるはずがないと言うくらいの気持ちになれれば、メンタル面ではもう無敵です。
模試に落ち込まない
特に、高3の時は、模試を受験することが多いくなると思いますが、模試でメンタルがやられることって多いです。
私も、秋頃、第二回の冠模試前後は、スランプというか、成績が降下しました。自分の勉強量が、落ちているなら、それが原因だと思いますが、頑張っているのに、なぜ?と思いました。
受験、模試はいずれも、絶対評価ではなく、相対評価です。単縦な例ですが、自分が1日8時間勉強していても、友達が10時間勉強していれば、勝てるはずはありません。自分が頑張っているというのは、厳しいことを言うようですが、自分の中での評価なだけで、意味がありません。
単純に、自分の勉強量が他の東大志望の人より、少ないのだと思うようにしていました。自分が伸びていないのではなくて、他が伸びているからだ、だから、もっとやらなきゃというように思っていました。模試は、結果、内容以上に、そういうことを教えてくれるいい機会なので、受けるべきです。
どうしてもメンタルが落ちた時は?
普段から、自信を持って勉強していても、やはり東大模試が悪かったりすると、少し落ち込んでしまいますよね。
そういった時、どうしたらいいのかな?ということです。
私は、東大に関する番組を見たり、受験勉強関連のyoutubeを見たりしていました。
私は「さんまの東大方程式」という番組を録画したものを、何度か見ていました。東大には、いい意味で変な、面白い人がいるんだなあと思って、そんな人たちと勉強したいと思えました。
息抜きと同じで、全く関係のないことを長時間してしまうと、もう勉強に戻ってこれない可能性が高いです。そこで、受験勉強から、離れないようにしていました。
東大に関するものだったら、自分が目指している存在ですから、そういう風になりたいとか思えてくる可能性もあるでしょうし、受験関連のものだと、勉強に対して、新しいアプローチを得ることができるかもしれません。
ライバルを見つけましょう
これは心構えとは、また違うことですが、受験勉強1人は結構きついと思います。気軽に質問したり、相談できる相手が欲しいですよね。
ライバルというと、同じ成績くらいで、志望校が同じがいいのかなと思う方も多いと思いますが、私はそうじゃないと思います。
自分より成績が少し良くて、志望校は異なる人が理想なのかなと思います。
自分の方が成績が良いと、どうしても余裕があるというか、このままでいいと思ってしまうかもしれません。やはり、相手の方が良いと、勝ちたいとか思えて、すごく頑張れると思います。
次に、志望校ですが、自分より成績が良くて、同じ志望校ということは、自分の合格の枠が1つ減ってしまっている気がしませんか?まあ、1つくらいという感じかもしれませんが、その子にどんどん差がつけられたり、負け続けると、同じ志望校だと、かなりメンタル的に落ちてくるのかと思います。
こういった理由から、私は自分より成績が良い、違う志望校の人をライバルとして意識していました。
地方や、進学校じゃない場合は、ライバルとして的確な人物がいないかもしれませんが、塾や、今ならSNSもありますから、出来るだけ見つけることをお勧めします。
基礎を徹底的に勉強する
これも、心構えとは、また別の話になってしまい、勉強に関する話です。
東大の問題は、もちろん難問もあるのですが、基本的な問題が多く、見たことのない問題でも、基本問題や基本の知識の組み合わせであることが多いです。単科医科大学のような、奇問はなく、基本に基づいています。
受験勉強する際に、周りに合わしたりせずに、自分が基本が抜けている分野があるのなら、そこから始めたり、問題集も基本的なところからしっかり詰めていきましょう。
東大だから、難しいと思い込んでしまうことだけは、絶対に避けましょう。
また、東大はかなり、現代社会を反映したり、社会に問いかけるような問題が出題されることもあります。
例えば、ゆとり教育が進み、円周率が3で良いということになった際には、有名な「円周率が3.05より、大きいということを示せ」という問題が数学で出題されました。
また、今年の入試では、国語の現代文の文章の冒頭で、学校教育が社会に階層構造を作ってしまっているというような趣旨が述べられました。これは、日本の受験システムに異議を唱えているように思えます。
このように、現代の日本の社会に触れる問題もあります。その意味で、直接的な東大対策にはなりませんが、文系なら、世界情勢、理系なら科学の研究など、有名どころは、しっかりニュースなどで、吸収しておく必要もあるのではないかと思います。
まとめ
東大受験の心構え、意識しておいて欲しいことを書いてきました。
- 受験期は出来るだけポジティブに
- 何でもいいので、なぜ東大志望なのかは明確に
- 東大志望の自分に自信を持つ
- 良きライバルを一方的でもいいので、見つける
- 基礎の徹底
この5点は特に、意識しておいて欲しいです。
人の心構えを全て真似なくてもいいので、自分なりの心構えを見つけてみてください!
東大理系、2019年の入学で、ポケット予備校では化学を担当しています!この記事がみなさんの参考になることを願っています!