【自然な発想で解ける!】2018年東大現代文の解答例&徹底解説!【東大生の過去問解説】

みなさんこんにちは、ポケット予備校です。

今回は2018年の東大現代文、第1問を解説をしていきたいと思います!

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まずは解答から!

(1)

素粒子の運動の痕跡という間接的な証拠の観察が、直接には知覚できない素粒子の存在を証明できるのは、間接的な証拠から理論的にその存在を導く物理学理論の支えがあるからだということ。 (84文字)

(2)

理論的存在とは理論上でしか存在しないもの、ということでは決してなく、直接に知覚できなくとも間接的な実験的証拠と理論的手続きにより実在を確証できるものである、ということ。 (80文字)

(3)

歴史記述の対象は個々の具体的事物ではなくそれらを関係付けた出来事で、直接体験はできず、むしろ間接の証拠と理論的手続きによりその実在が導かれる理論的構成体だということ。 (80文字)

(4)

歴史的出来事は、科学哲学における理論的存在と同様に直接には知覚できないが、史料や発掘物などの間接的な証拠とそれを用いた理論的探究の手続きによって、個々の具体的事物を結びつけた関係性の集合体という「物語り」の文脈の中に、確かに存在が示されるものだから。 (118文字)

(5)

a・・・蓋 b・・・隣接 c・・・呼称

難易度

全体の難易度

2018年の現代文の難易度は標準だと言えます。「これはムリだろ・・・」というような難しい問題はなく、どの問題もしっかりと現代文の原則に従って解くことでちゃんと解ける、いい問題だったという印象です。

ちゃんと現代文の対策をした受験生にとっては、すんなりと解けたでしょう。野球で例えるならば、変化球はなく、ストレートの球が来て練習通りにヒットを打てた、といった感じでしょうか。

(1)普通

第2段落をまとめればOKです。第2段落では同じ内容が繰り返されているので、拾うべき要素も分かりやすく、回答も作りやすかったのではないでしょうか

(2)普通

傍線部が短く意味が少ないので、解答には追加で要素をつける必要がありますが、第2、第3段落の内容から書くべき内容は限られるので、回答の方向性はわかりやすかったでしょう。「理論的虚構」という言葉の(概念の)意味が分かっているか、ということを問うだけ、と言ってもいいでしょう。

(3)やや難

どういうことか?問題なので、傍線部を言い換えて説明しないといけませんが、この言い換えが少し難しいでしょう。特に、「抽象的概念」と「『思考』の対象」という表現をさらに言い換えるのは少し大変だったかもしれません

(4)普通

最後の120字問題は難しいものが多いですが、今年の問題はその中では標準な方だと思います。今年の問題は、本文を通じて筆者の言いたいことがかなりつかみやすかったと思うので、解答の内容もすぐに決められたと思います。何を書けばいいかわからない、とかいう風にはならないでしょう。ただ、回答をしっかり詰めるとなると難しいので、解説を読んで少しでもレベルの高い回答をかけるように練習しましょう。

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解説

東大現代文の大原則

はじめに東大現代文の大原則を3つ説明します。東大受験では必ずと言っていいほど知っておくべき原則ですので、説明します。

(ポケット予備校の他の記事を読んで、もう分かっているよ、という受験生はここを読み飛ばして(1)の解説から読んでください。)

1、本文の内容だけで答える

東大現代文ではあなたの意見を聞いてはいません、本文を論理的に読めているかを問うています。なので、本文を整理して回答するのが鉄則です。

逆に、本文から逸脱して答えたりすると、そんなこと本文に書いてませんけど?ということで大幅な減点をくらうでしょう。注意しましょう。

2、どういうことか?問題は言い換え

東大現代文では基本的に2つのタイプの問題しか出ません。それが「どういうことか?」問題と、「なぜか?」問題です。このうち、「どういうことか?」問題は、「傍線部とはどういうことか、説明せよ」というタイプの問題です

このタイプの問題では、傍線部を言い換えて説明します。「どういうことですか?」と聞かれているのですから、「こういうことです」、と答えます。

ここで注意するべきは、傍線部の表現をできるだけ残さない、ということです傍線部と同じ表現で説明しても、説明になっていません。「このままではいけません」とはどういうことか?と言われて、「このままではいけないのです」と言っても説明になってませんよね?小泉環境大臣のような説明ではダメですよ?

なので、「どういうことか?」問題では、できるだけ傍線部の表現を残さず、言い換えて回答したいです。

3、なぜか?問題は理由を説明

東大現代文のもう1つの典型問題、「なぜか?」問題とは、「傍線部と言えるのはなぜか?」という問題です。

このタイプの問題では、その質問の通り、理由を説明します。傍線部の理由となる部分を探して、整理しましょう。

因果関係が複雑なときな、しっかりと整理して書きましょう。

それでは各問題の解説にいきましょう!

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各問題の解説

(1)

東大現代文で典型的な、「どういうことか?」を説明する問題です。

どういうことか?問題では基本的に傍線部を分割→分析→言い換えという順番で回答していくのが鉄則です今回は「その痕跡が/素粒子の『実在』を示す/証拠である/ことを保証しているのは、量子力学を基盤とする現代の物理学理論にほかなりません」と分割できます。

それでは次に、傍線部をしっかりと分析しましょう。

「その痕跡が」とは、第2段落の前半に書かれてる、素粒子はミクロすぎて直接知覚できず、人間が近くできるのは素粒子そのものではなく、その運動の痕跡だけである、という内容です。この痕跡は霧箱や泡箱など、いろいろな器具を使って観測できます。つまり

  • 素粒子の運動の痕跡が

と言い換えられます。

次に、「素粒子の『実在』を示す」とは、第2段落の冒頭の、「われわれがその『実在』を確信して疑わない」ということと同じです。

と言い換えられます。ここで、これは、直接は知覚できないのに「実在」を示す、という意味が含まれていることに気づきましたか?ここは重要なポイントですよ。

なお、本文のなかで「」で囲まれている言葉は、その筆者がその文章の中で特別な意味に定義したものですので、どういうことか?と聞かれてわかりやすく一般的に言い換えるときはあまりそのまま使うべきではありません

今回で言うと「実在」と言う言葉はできるだけ回答中に入れたくないですね。そこで、これは

  • 直接は知覚できない素粒子の存在を証明できる

と言い換えるのが良いでしょう。

次に「証拠である」については、傍線部の次の文章にある、「間接的証拠」という内容と同じです。あくまで素粒子の痕跡しか観察できないので、間接証拠しかありません。つまり、

  • 間接的証拠

と言い換えられます。

そして最後の「・・・ことを保証しているのは、量子力学を基盤とする現代の物理学理論にほかなりません」とは、第2段落の後半の、「素粒子の『実在』の意味は直接的な観察によってではなく、間接的証拠を支えている物理学理論によって与えられている」「素粒子が実在することは背景となる物理学理論のネットワークと不即不離なのであり、それらから独立に存在主張を行うことは意味をなしません」と同じ内容です。

また同様の内容が第3段落にもあり、「その『実在』を確かめるためには、サイクロトロンを始めとする巨大な実験装置と一連の理論的手続きが要求されます」とあります。つまり、

  • (間接証拠が素粒子の実在を証明できるのは)理論的に存在を導く物理学理論の支えがあるからだ

と言い換えられます。

こうして、傍線部を言い換えると、

素粒子の運動の痕跡という間接的な証拠の観察が、直接には知覚できない素粒子の存在を証明できるのは、間接的な証拠から理論的にその存在を導く物理学理論の支えがあるからだということ。

と言えます。ここで、間接という言葉があったら直接という言葉を書きたくなる、と思った受験生は、非常にカンがいいですね二律背反なものは、両極の内容を書くことで文章のコントラストが効いて意味が際立ちますので、できれば入れたいですね。これも現代文のテクニックの1つです。

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(2)

(1)と同じく、東大現代文で典型的な、「どういうことか?」を説明する問題です。

どういうことか?問題では基本的に傍線部を分割→分析→言い換えという順番で回答していくのが鉄則です

今回は「『理論的虚構』/という意味はまったく含まれていない」と分割できます。

この(2)は、傍線部が短いこともあり、解きやすい問題と言えるのではないでしょうか。実質的に「理論的虚構」の説明に尽きるような問題です。

まず、理論的虚構とは何かですが、これは第3段落の内容を丁寧に読み進めていくことで容易に理解できます。まず最初の1文で、科学哲学では、直接には観察できない対象を「理論的存在」という、と言ったことが書かれています。そして早くも次の文章が傍線部で、理論的存在といっても理論的虚構ではない、と続きます。

東大受験生レベルだともはや説明の必要はないかもしれませんが、ここでいう「理論的虚構ではない」の意味は、理論上でしか存在しない架空のものではない、という意味です。直接知覚できず、理論的にしか存在を証明できないと言っても、確かに存在していることは間違いない、という意味です。

ということで、「理論的虚構」は

  • 理論の上でしか存在しないもの

と言い換えることができるでしょう。

そして、「という意味はまったく含まれていない」の部分は、

  • ということでは決してない

と言い換えることができるでしょう。傍線部で「まったく」と強い言葉で否定しているので、回答の中でも強調の言葉を入れたほうがいいですね。ポケット予備校では「決して」を入れました。

さて、ここまでで言い換えは完成しましたが、どう考えても字数が足りませんそこで、何かを付け足すことになるのですが、今回の傍線部は「Aではない」という内容です。

そして回答として今のところ、「Aではない」という内容には言い換えられました。ここから、「AではなくBである」と付け加えると、「Aではない」という意味から脱線せずに内容を付け足すことができます。そこで、「AではなくBである」という形にしていきます。

理論的虚構ではないならなんなのか、もちろんそれは、間接証拠と理論的手続きで、直接に知覚できなくとも実在を確証できるもの、ですよね。第3段落までの内容ですね。つまり、「Bである」の部分は、

  • 直接には知覚できなくとも、間接的な実験的証拠と理論的手続きによって実在を確証できるものである

とすることができますね。

さて、主語は傍線部直前の「理論的存在」ですよね。以上の内容をまとめたものが解答です。つまり、

理論的存在とは理論上でしか存在しないもの、ということでは決してなく、直接に知覚できなくとも間接的な実験的証拠と理論的手続きにより実在を確証できるものである、ということ。

ですね。

注意すべき点

第3段落では、話の主語が、「科学哲学では」となっていますよね。つまり、第3段楽に入ってから、話の内容は「物理」から「科学哲学」に変わっています。なので今回の問題では、物理だけの話をするのは間違いです

入れるとしたら、科学哲学において理論的存在とは・・・などとしたほうがいいですね。

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(3)

また、東大現代文で典型的な、「どういうことか?」を説明する問題です。

どういうことか?問題では基本的に傍線部を分割→分析→言い換えという順番で回答していくのが鉄則です。今回は「『フランス革命』や『明治維新』が抽象的概念であり、/それらが『知覚』ではなく/『思考』の対象であること」と分割できます。

さて、まず「『フランス革命』や『明治維新』が抽象的概念であり」の部分ですが、ここは傍線部直前から繋がっています。直前では、「戦争や軍隊と同様に」とあります。その戦争や軍隊って何?ってことになりますが、これは第5段落の前半の内容ですね。

第5段落の前半をまとめると次のような内容になっています。

①社会科学の大部分の対象は抽象的対象であり、理論的構成体である。

②戦争や軍隊は抽象的概念であり、具体的なものは殺される多くに人々である。

③同様に、歴史学でも、歴史記述の対象は「もの」ではなく「こと」である。

④つまり、個々の事物ではなく、関係の糸で結ばれた事件や出来事である。

⑤戦争や軍隊と同様にフランス革命や明治維新は抽象的概念である。

わかりますか?以上のことを関係式に表すと次のようになります。

「社会科学の対象=戦争や軍隊は抽象的概念である」=「フランス革命や明治維新=歴史記述の対象も抽象的概念である。」

傍線部の表現は解答の中にできるだけ残したくないので、抽象的概念、ということを言い換えないといけません。抽象的という言葉を使わずに、抽象的概念を説明しないといけません。ここがこの問題の1番難しいところだったのではないでしょうか。

これは③と④のことで、個々の事物が関係の糸で結ばれて出来事という抽象的な概念になっている、ということです。これを踏まえて、「『フランス革命』や『明治維新』が抽象的概念であり」を言い換えると、

  • 歴史記述の対象は個々の具体的事物ではなくそれらを関係付けた出来事で、

となります。

次は「それらが『知覚』ではなく」ですが、これはこれまでの本文の内容から明らかで、直接には知覚できない、ということです。ただ傍線部に「知覚」という言葉があるので、解答中にこれを使うのはまずい。そこで、近い言葉として、歴史的出来事なので、体験と言い換えました。つまり

  • 直接には体験できない

でOKですね。

最後に「『思考』の対象であること」の部分ですね。これもなかなか厄介です。しかし、やはり第5段落に答えは落ちていますね。社会科学の対象は理論的構成体であるという内容です。

そもそも今回の本文ではテーマはずっと1つですよね。「直接知覚できないが、間接証拠と理論的手続きで実在を確証できる」という内容です。もうお分かりですよね。

思考の対象とはつまり、理論的証明の対象である、ということです。理論的にどう証明するか、それも本文で繰り返し語られていますよね。直接は知覚できないが、間接証拠と理論的手続きで証明するんですよね。

つまり、「『思考』の対象であること」を言い換えると、

  • むしろ間接の証拠と理論的手続きによりその実在が導かれる理論的構成体だということ。

と言い換えられます。

それでは、以上の内容をまとめるとこのような回答になりますね。

歴史記述の対象は個々の具体的事物ではなくそれらを関係付けた出来事で、直接体験はできず、むしろ間接の証拠と理論的手続きによりその実在が導かれる理論的構成体だということ。

注意すべき点

細かいことですが、「間接証拠」と「理論的手続き」は両方必要ですよ。文中に繰り返し指摘されているように、この2つは「表裏一体」「不即不離」です。どちらかだけで証明することはできませんから、解答でも両方入れるようにしましょう。

また、当たり前ですが抽象的という言葉は回答には残さない方がいいです。関係の糸で結ばれているのは個々の事物で、結ばれて出来事という抽象的な概念になる、という内容をうまく言い換えないといけないですね。ここがこの問題の最大の山ではないでしょうか。

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(4)

最後に120字問題があるのは東大現代文のお決まりですね。問い方も、東大現代文典型の「なぜか?」です。

「なぜか?」の問題に対しては、理由を答えるのが鉄則ですね。傍線部をしっかりと見て、なんの理由を答えるべきか見ていきましょう。また注意するべきは、最後の120字問題では、本文全体の趣旨を踏まえた上で答えないといけません。

まず、「歴史的出来事の存在は理論内在的あるいは物語り内在的なのであり、/フィクションといった誤解をあらかじめ防止しておくならば/それを物語り的存在と呼ぶこともできます。」とあり、なぜ「歴史的出来事の存在」が「物語り的存在」と言えるのか、その理由を答えます。

スタート地点は、傍線部の前に、「言い換えれば」とあることです。ということは、言い換える前の内容をヒントにできますね。その内容とは、歴史的出来事は「物語り負荷的」な存在で、その存在性格は素粒子や赤道などの理論的存在と同じだ、ということです。ここは後で、本文全体の趣旨を考えるときにまた出てきます。

さらにその文章を見ると、文頭に「つまり」とありますね。ということは、この文章は前の内容のまとめであると言えます。ということで、さらに遡ってみましょうすると、この問題のとりあえずの答えが見えてきましたね。

「つまり」が指している内容は、本文を読めばわかるように、第7段落の全体ですね。第7段落では前九年の役などについてのは話ですが、中でも特に大事なのは、その前九年の役が実在したことを我々は疑わない、その確信がどこからきているかと言えば、言うまでもなく文書史料の記述や発掘物に関する調査など、すなわち「物語り」のネットワークに支えられている

そして「前九年の役」だけがそうなのではなく、「歴史的出来事は」と一般化しても問題ないのは、読者の皆さんならすんなり分かるでしょう。

さて、ここまできたらとりあえずの答えは作れますよね。なぜ、「歴史的出来事の存在」は「物語り的存在」と言えるのか、それは、歴史的出来事の実在は、文書史料の記述や発掘物に関する調査など、すなわち「物語り」のネットワークに支えられているから、ですね。

ということで、解答のコアとなるのは上の内容です。ということで、現時点での回答は

  • 歴史的出来事の実在は、文書史料の記述や発掘物に関する調査など、すなわち「物語り」のネットワークに支えられているから

で良いでしょう。ここから、本文の趣旨も考えていきましょう真っ先に考えるべきことは、本文のメインテーマってなんだったっけ?ということです。それこそ本文の趣旨の本質ですよね

本文のメインテーマは、すでに書いた通り、「直接知覚できないが、間接証拠と理論的手続きで実在を確証できる」ということです。これを解答に入れたいですね。

さらに、本文では物理学や地理学、社会科学など、科学哲学などの例を使ってこのことを説明していましたね。これも入れたいです。ということで、現時点での解答は

  • 歴史的出来事は、科学哲学における理論的存在と同様に直接には知覚できないが、史料や発掘物などの間接的な証拠とそれを用いた理論的探究の手続き、すなわち「物語り」のネットワークに支えられて実在を証明できるから

さて、最後に、この問題のメインテーマである、なぜ「物語り的存在」であるか、の説明をもっと膨らませたいですね。

傍線部にもあるように、歴史的出来事の存在は「物語り内在的」で、また、直前の文章から、歴史的出来事はいわば「物語り負荷的」であり、さらにその前の文章から、歴史的出来事は「物語りのコンテクストを前提と」していることが読み取れますね。

つまり、歴史的出来事の存在は「物語り」あってこそのもの、物語りのコンテクスト=物語りの文脈の中にあるものだ、と読み取れますね

そして、物語りのネットワークをもう少し具体的に言い換えると、それは、文書史料の記述や発掘物に関する調査などで得た個々の事物を関係の糸で結んだものですよね。これはまさに(3)で扱った、歴史記述の対象は抽象的概念だ、という内容です

さて、これだけ考えると、本文の趣旨を全てくみ取って回答ができたのではないでしょうか。

最後に、一応、問題文の中「フィクションと言った誤解をあらかじめ防止しておくならば」とあり、これは「理論的虚構ではない」ということを言いたいのだとわかりますね。これに対応するために、確かに存在するんだよ、ということを言いたいので、解答の中にも「確かに存在が示される」と入れました。

ということで、最後の120字問題は次のような回答ができます。

  • 歴史的出来事は、科学哲学における理論的存在と同様に直接には知覚できないが、史料や発掘物などの間接的な証拠とそれを用いた理論的探究の手続きによって、個々の具体的事物を結びつけた関係性の集合体という「物語り」の文脈の中に、確かに存在が示されるものだから。 

注意点

120字問題は本文の趣旨を踏まえて解くものですので、本文のメインテーマを抜かさないように注意しましょう。今回だと、何度も言いますが「直接知覚できなくとも、間接証拠と理論的手続きで実在を確証できる」ということです。

なので、「直接知覚」「間接証拠」「理論的手続き」「実在を確証」と言った内容は絶対に入れましょう。ここを漏らすと、「本文の趣旨が読めてません!」と判定されてしまいますよ。

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まとめ

2018年の問題は、しっかりと解けるいい問題、という印象が強かったですね。東大現代文の中でも標準的なレベルで、何度も繰り返し解いて練習するのに適したいい教材だと思います。

これくらいの問題をしっかりと解き切れるレベルになることが、東大現代文では1つの目標になると思います。

全ての設問に対して論理的に文章を読み解いて、自信を持って解答できるように練習しましょう!

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