どっちを受ける?東大と京大の違いとは!関西出身東大生の視点から解説!

こんにちは、ポケット予備校です。

今回の記事では「東大と京大の違い」について主に焦点を当てて、解説していきたいと思います。

筆者自身は東大生ですので、京大に関しては生の意見を京大生の友人に聞いて書いていきたいと思います。

新高3生などで、東大と京大、いずれを受験しようか悩んでいるという人はこの記事を参考にしてくれれば幸いです

東大と京大の違い

入試形態

東の東大、西の京大と並び称される2大学ですが、入試形態が異なります

東大は理系ならば、理科一類(工学系)、理科二類(生命系)、理科三類(医学部)の3つに、文系ならば、文科一類(法学系)、文科二類(経済系)、文科三類(文学部、教育学部系)の3つに分かれて募集されます。

別の記事でも解説していますが科類で入学して2年夏の進学振り分けで正確に学部が決まる形を取っているので、大学に入って1年半自分の専門を決める時間が与えられます。学部を決めて入るのは推薦の制度を利用するしかなく、この推薦はかなり厳しい基準があるので多くの受験生は関係がないと思われます。

このような入試形態から大学に入って何を専門にしたいか決めることができるのが東大の特徴です。

一方、京大は多くの大学と同じで学部ごとでの募集となります。工学部なら工学部のどの学科に行きたいかによって志望するといった形です。こちらは中に入って他の学部へということができないので、何をしたいか決めておく必要があります

入試難易度

入試難易度に関しては何とも言えないです。世間的には東大がナンバー1という感じで、偏差値も東大の方が高いですが、結局は入試問題への相性な感じがします。

東大は問題数が多く、要領の良さが問われ、京大は問題数が少ない分、じっくり考える力が必要です。

理系に関しては受験科目数も同じなので本当に差はないのかなと思いますが、文系は東大が社会が2科目なのに対して、京大は1科目なのでここが大きな違いです。文系に関しては東大の方が難しいと言えるかもしれません。

キャンパスの場所

東大‥駒場キャンパス(1、2次)、本郷キャンパス(3、4年次)

京大‥主に吉田キャンパス

工学部なら東大は柏キャンパスに、京大は桂キャンパスになることがあるそうですが、上記が主なキャンパスです。ほとんどの東大生が前期は駒場、後期は本郷(後期教養学部のみ駒場、農学部は本郷キャンパスに隣接する弥生キャンパス)に通い、京大生はずっと吉田キャンパスです。
東大は学年が上がる段階でキャンパスの移動があるのが特徴的です。

次にそれぞれのキャンパスの立地です。駒場キャンパスは電車で二駅のところに渋谷、下北沢があり大学生が遊ぶ、ご飯を食べるには十分すぎる立地です。いずれも、徒歩、自転車圏内で非常に便利です。本郷キャンパスは上野、池袋が近く、こちらも好立地です。

京大の吉田キャンパスは東大と比べると、立地では劣る印象です。遊ぶところなどは多いですが自転車がマストです。

また、東大は演習林や漁場を多く保有しており、日本の土地の0.1%が東大と言われるくらい広大な土地を有しております。

授業

授業は正直、どちらも日本の一流大学ですから、難しいです。この難しいというのは難しすぎて単位が取れないという難しいではなく、シンプルに内容が最先端であったりしてネットの検索などでヒットすることがあまりなく、授業を完全に理解するのが難しいということです。単位などは普通に東大生、京大生が勉強をしていれば取れます。

理系の授業だと、それこそノーベル賞候補の先生が多く授業を受け持っており、かなり刺激的な授業が展開されます。京大の友人は山中教授の授業があるとも言っていました。

ただ、東大に関しては進学振り分けがあるために、どうしても単位を取れれば良いという勉強ではなく、高得点が欲しくなるのでかなり激しい点数争いになります。この意味では授業で点数を取るのは圧倒的に東大の方が難しいでしょう。また、授業も105分(他大学は京大も含め、90分)なので長いです。

京大は楽に単位が取れるということを聞いたことがある人もいるでしょうが、昔がそうだっただけで、今はそうでもないようなので要注意です。

世界大学ランキング

最新の世界大学ランキングでは、東大が36位、京大が54位につけていて、世界からの評価は東大の方が高いのかもしれません。

東大のメリット、デメリット

メリット

・勉強、研究の意味で日本のトップの学生がいる

京大も大変優秀な学生が多いことは百も承知ですが、東大はそれ以上に全国から秀才、天才、鬼才が集まっているのではないかと思います。こういった人たちの存在は自分をいい意味で奮い立たせてくれます

・立地が良い

キャンパスの点でも述べましたが、大都会東京の中でもかなりいい立地のところにキャンパスがあります。遊ぶ意味でも、それ以外の就活などの意味でもかなり役に立ちます。

・バイト先が豊富で高時給

東大は東京ということでかなりバイト先が多く、ほぼほぼバイトで困ることがありません。中でも家庭教師は関西ではかなり少ないですが東京では一般家庭でも多くの家庭が取り入れており、こちらは高時給なので大学生として助かります。

・信用、信頼がすごい

東大生は真面目というイメージが強いせいでしょう、様々な場面で信用、信頼されます。特に、塾講師や家庭教師など勉強系のバイトなどの面接はパスできたりすることも多いですし、就職でも初期段階で落とされることはないとよく聞きますね。

デメリット

・進学振り分け制度

進学振り分け制度、通称進振りは自分の興味に合わせて、学部、学科を決めることができるという意味ではかなり有用ですが人気の高い学科を目指すにはかなり勉強して点数を取る必要があります。せっかくの大学生活前半を本当に勉強だけにしてしまうのも勿体無いとは思います。

・お金がかかる

東京はやはり物価が高いです。地方出身だと、物価以前に一人暮らしで家賃が高くそれだけでもかなり負担です。趣味や遊びの環境が整っている分お金がかかる場面も多いです。

・期待されすぎる

これは有名なことですが、東大生は世間的にはすごいの一言に尽きます。本来は勉強、研究のみの才能で東大生になっているにも関わらず、勉強の全く関係ないところで東大生ならできるという評価を受け、期待に応えれないことがあります。それがかなりプレッシャーだという人も中にはいるでしょう。

京大のメリット、デメリット

メリット

・ハイスペック、個性的な人が多い

ハイスペックかつ個性的な人が多いそう。ハイスペックに関しては東大と同様ですね。個性的な人が多いかどうかは人によるかもしれませんが、確かに高校同期でも東大に進学した人よりも京大に進学した人の方が個性的で、癖がある人が多かったような印象があります。

・観光スポットが近い

東大は学生らしい遊びをする意味での立地はいいのですが、京大は近くに観光スポットが多く、空きコマに観光に行くことも可能だそうです。観光スポットはもちろん日本史関係が多く、日本史好きにはたまらないでしょう。また、歴史的な景観を保つ意味でも景観はかなり綺麗で、比較的綺麗な街という印象があります。散歩するだったり、息抜きも近くでできるのがいいとのことです。

デメリット

・最寄駅から遠い

地方の方は一人暮らしで京大周辺に住むことが多いですが、関西圏の実家から通うとなると最寄駅から遠いことが非常に億劫なようです。東大は大学に通うこと自体には自転車は必要ないですが、京大は駅を利用する人にとっては通学にさえ自転車が必要となるとのこと。15分ほど駅から歩くそうです。

・バイト先が少ない

これは東大の逆です。関西はそこまで家庭教師を取り入れている家庭も少なく、また飲食店なども他の大学が近くにあることからかなり採用倍率が高いらしいです。実際、京大でバイトをしたいけど、できていない人は中にはいるそうです。

東大向けの人の特徴3選

・将来何をやりたいか決めきれていない

進学振り分けを利用して、ぜひ悩んでください。文科三類から医学部に進学する人もいるくらいなので、本当になんでもありです。考える時間を延長できます。

・上昇志向がかなり強い人

筆者は東大生なので、京大生にどのような学生が多いかは人伝えにしか分かりません。しかし、間違い無く言えるのはいわゆる「意識高い系」でなはく、「意識の高い」人が本当に多いです。
自分の学部の勉強以外にも多くのことを勉強したり、youtubeをやったり、私たちのように何かを運営している人もいます。また、東京という土地は本当になんでもあるので、自分のやりたいことを見つけた時にすぐ環境に移せる環境が整っているのではないかと考えます

・ナンバー1を目指したい

細かいことは無視して、少なくとも受験偏差値は東大の方が上です。受験勉強に関わらず、一番上を目指すことはモチベーション的な観点に立っても重要ですので、そういった方はぜひ東大を目指すべきでしょう。

京大向けの人の特徴3選

・将来やりたいことが明確

1年の時から、教養以外の専門科目の勉強を幾らかはできるわけです。東大では2年の後期からしか専門の勉強はできませんので、少しでも早くからやりたいことが決まっていて、勉強したいという方は京大です。

・勉強だけに囚われたくない

授業は東大も、京大も前述の通り、難しいですが、やはり単位取得をすればいいだけなのか、点数も取らなければならないのかということまで考えると京大の方が圧倒的に楽ではあると思います。その空いた時間で、勉強をさらにやってもいいし、他の趣味や遊びに時間を使っていい訳です。

・一人暮らしを充実させたい

東京での一人暮らしが充実しないと言っているのでは無く、京都はそれ以上に充実できるという意味です。東大はやはり大学近くは家賃が高い地域ですので、一人暮らしの学生はかなりばらけて住むことが多く、近くに友人が住んでいることが少なかったりします。一方で、京都は大学前に学生が多く住み、学生同士の関わりも自然に多くなり、一人暮らしの充実度としては東大よりは上なのではないかと思います

まとめ

以上、東大と京大の違い、メリット、デメリット、そして向いている人の特徴を書いてきました。
しかしながら、私は結局は東大生ですし、これはあくまで東大生の視点でしかありません。
やはり、ご自分で他にも調べてみたり、オープンキャンパスに行くことが大事なのかなと思います。オープンキャンパスでは自分でしか感じられない、その大学の雰囲気があります。もしかすると、これが大学生活において、最も重要なことかもしれませんので、ぜひ1度は足を運んで、自分でその雰囲気を味わってください。
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