受験勉強のモチベーションを上げるための方法と注意点を東大生が解説!

みなさんこんにちは、ポケット予備校です!

受験生のみなさん、いつもいつも、受験勉強お疲れ様です。

今回の内容は、そんな受験生のみなさんが、やる気を失った時にこそ見てほしいものになっています。東大受験にあたって苦労してきた僕の経験や今になってやっておけばよかったと思うことに基づいてお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

〜普段の勉強編〜

まずは普段の勉強でやる気を保つ方法についてお伝えしていきましょう。ちょっとしたコツで、勉強を続ける負担が大きく変わるので、ぜひ参考にしてみてください。

科目や難易度にバラエティを

週末や夏休みのように丸一日予定のない日があったらどんな風に勉強しますか?

真面目な人ほど「今日は集中して苦手科目の強化に当てよう」などと張り切って気疲れしてしまったという経験はありませんか?

もしあるとしたら、それは決してその科目が苦手だからではなく、勉強の方法に原因があったのかもしれません。少し考えてみてほしいのですが、たとえばゲームをしたり漫画を読んだりしてリフレッシュできるのは、ずっとやっている勉強とは違う頭の使い方をするからです。

これを勉強そのものに当てはめてみると、1日の中でも色々な科目に触れたほうが生産性の向上が期待できると言えます。

例えば、同じ「3分の1の進捗」でも「問題集3冊のうちの1冊を終え、残りはノータッチ」というのと「3冊とも3分の1くらい進めている」では後者の方が今後の気が楽になるように思いませんか?

受験勉強がふつうの課題と性質が違う点は、入試本番以外のゴールがない点です。ここまでやればOK、という基準が明確でないような状況ではバランス良く勉強するだけでなく、バランスよく勉強できている、という感覚をしっかりつかむことも精神面で大切です

そして難易度についても同じです。

実力をつけるために、難しい問題にどんどん取り組みたくなるでしょう。もちろん簡単な問題ばかりを解いて自己満足に終わるのは良くありませんが、難しい問題ばかり解いてポイントがつかめず、結局は回答の丸暗記になってしまうようなレベルでは合格に近づいているとは言えず、不安が増えるだけです。

解く問題のレベルを見極め、時には易しめの類題など色々な難易度の問題を織り交ぜつつ勉強を進めましょう

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いろんな人や情報に触れる

受験生は孤独です。ただひたすら机に向かって自分は何をしているんだろうという気持ちになりやすいです。

そこで、合格体験記を読むことは一つの助けになります。僕は人や大学を問わずしばしば読みましたが、どこか遠く感じてしまう場合は、よく言われることですが、合格までに苦労した人や同じ大学・学部学科を目指している人、高校の先輩などが身近に感じられるのでおすすめです。

注意したいのは誰しも「自分の受験」しか知らず、合格後は記憶に修正がかかりがちなので勉強法などについて書かれていても参考程度として合わなければやめ、絶対視する必要は全くありません

その意味で体験記は読み物の一つに過ぎないので、先輩や親、先生に直接体験談を聞く、さらには先輩のインスタを見ることなども、先をゆく人々を見る点で効果は同じようなものだと僕は考えています。もしもまだ合格に至っていない自分に辛くなるようなら逆効果なのでどれもすぐにやめてください。

他に、ライバルを設定するのもひとつの手です。「やっぱりライバルをやめるね」と宣言するのは大変なので(笑)、相手はよく選びましょう。お互いの成績がどの程度か、どれくらい勝負に積極的かなど自分にふさわしい人を見つけるのは意外と難しいですが、もしぴったりな友人がいるならぜひ関係を大切にしてください。

また、試験の点数を比べ合うだけでなく、わからない問題を教えあったり目標を言い合ったりと友達らしい関係を勉強面でも築ける人が望ましいです

設定した目標を公言するのは恥ずかしいですが、その分、自分自身を束縛できる効果は大きいです。僕の経験から言うと、冗談半分で決めた高めのものに対してでも、目標を公言するのとしないのとで現れる結果の差は侮れません

最後に紹介したいのは、1人で手軽にできる誰にとってもおすすめな方法で、大学や学部のパンフレットを手に入れて時々眺めることです

もちろん、より多くの最新情報が載っており、学生生活の様子や気になるプログラム、興味深い研究内容などを網羅したHPも優れた材料ですが、スマホの小さい画面で見たりパソコンを立ち上げたりするのが手間かもしれないので、やはり息抜きとしてすぐに手に取れる紙のパンフレットも持っておくと有用です。

(所属を問わず一般的な)大学生活をぼんやりとでもイメージできるものなので、志望校が一つに定まっておらず、複数の大学が候補の段階にあっても読むのは十分楽しいと思います。ぜひ積極的に手に入れてみましょう。

大体の場合、大学の公式サイトなどから資料を申し込めます。

ちなみに、僕はチャラそうな学部生の写真が載っていたページが好きで、「こんな人でも東大受かるのか」と思いながらよく読んでいました(笑)(失礼)。

体調や環境に正直に

例えば、どんなにわかりやすい参考書があっても、部屋が暑過ぎては読む気になりませんよね。もちろん、多少の我慢は伴って物事に取り組むことは社会的に必要ですが、自分の志望がかかっている受験勉強においてはそうも言っていられないので贅沢に環境を整えるべきです。

よく、自分の部屋ではなくリビングで勉強していたなどという人の話が取り上げられがちですが、それは本人のやり方に過ぎず、別にそうすることがかっこいいことでもなんでもありません。

「ここでは寝る」「ここでは勉強する」といった場所ごとの持つ目的が人間の脳には刷り込まれるため、家でもカフェでも自習室でも構いませんから、自分にとって一番快適で集中できる場所で勉強しましょう。そのための交通費などはもったいないとは考えず、「環境に対する支払い」「将来への投資」とする見方を持ちましょう。

また、マンネリによりひとつの場所に飽きてしまったら別のところに変えてみるのも大切です。気づいたら集中力が落ちていた、となる前に対応してください。ただし、頻繁に場所を変えているとそのサイクル自体がマンネリを引き起こしてしまう可能性があるので注意しましょう。

そして、睡眠を削って努力することが美徳であるとされる時代が終わりに近いことは誰もが感じているでしょうが、逆に全く眠くないのに無理して寝ようとするのも良くありません。上に示した脳への刷り込みから、それを続けていると脳は「ここでは寝付けない」と認識し、睡眠の質の悪化につながります。眠くない場合は起きたまま勉強を続ける、音楽を聴くなどするのが良いでしょう。自分のコンディションに合わせて行動することが受験生には特に必要です

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〜模試編〜

高校3年生にもなると、学校で模試を受けさせられたりそれ以外にもたくさんの模試の案内を目にするのではないでしょうか。

模擬の直前こそ暗記事項などを詰め込むとしても、終わった直後や結果が返却されてからは無計画に時間を過ごしていませんか?模試はその試験時間や問題に限らず、準備から終了後を含め一連の訓練です。

しかし、それはただ勉強をひたすらやることを目指すわけではありません。モチベーションを保ちながら実践できる正しい方法を見ていきましょう。

試験前

まず、「模試モード」に入る期間を決めましょう。例えば、当日の5日くらい前からでしょうか。この期間は普段よりも一層、特に各大学入試に特化した模試の場合は本番を意識して過ごし、どんな対策をするか決めておくことが必要です。

重要なことは、問題演習をできるだけ詰め込もうとはしないことです。「模試モード」の期間に解くべき、実力が試される良問を普段使っている問題集などから選んでおきましょう。選び方のアドバイスが欲しい場合は、先生はもちろん、学年が上がってくると受験生たちも良問を見極める目がある程度養われていますから友人に聞くのも一つの手です。

また、特にこの期間になると神経質になりやすいので前後のページに載っている問題なども気になってしまう可能性があるならあえて対象のページだけコピーした形でとっておくのも有効です。

ちなみに、古文単語などの暗記事項は模試の前日やその夜などに一気に済ませることがおすすめです。それも、単語帳一冊分など膨大な量を見切れない場合は「この範囲だけ」「イディオムだけ」など、自分なりに絞っておきましょう。

「勉強に『模試のため』などというものはなく、常に本番を意識すべきだ」と言われてしまえば、確かにこれは正論なのですが、実際には普段の学習に加え試験直前に強化したい分野が発生するのも事実です。上に書いたように、「模試に向けた勉強」を計画しておけば、どっちつかずになるのを防ぎ、無意味な不安や焦りも抑えられます

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試験後

長時間に及び、体力を要するのが模試です。終了後は、ゆっくり休みたいですよね。休んでいいんです。

ただし、いくつか注意が必要です。まず、休む時間を決めておくことです。1時間でも、2時間でも、試験が終わってからその夜寝るまででも構いません。決して長いことが悪いのではなく、無計画にダラダラして過ごすことが最も恐ろしいのです。

「今日は勉強はしない」と決めているのと、「どこかでけじめをつけるつもりではいたが気づけば夜になっていた」のでは経った時間が同じでも抱く感覚がまるで違います。しかも、後者の場合、投げやりになってさらに勉強が手につかなくなることも少なくありません

これに関連して、何をして休むかを決めておくのも同じくらい重要です。特に、試験前に決めておけばそれを楽しみに勉強がはかどるのではないでしょうか。

そして、定期テストとは異なり問題内容を予告されない模試ですから。解けなかった問題や不安の残る問題があるはずです。これらは、バックアップ可能な範囲でその日のうちに見直しや解き直しを行うことをおすすめします。なぜなら、受験直後のような状況でこそ定着度が高く、結果が変わらないにしても解けなかったというショックを和らげてくれるからです。

以上が模試直後の過ごし方についてですが、結果が返却されてからも重要です。特に、同じ大学を目指す友人が優れた判定・成績をとっているのに自分の結果が思わしくないとなると目をそらしたくなる気持ちは痛いほどよくわかります。でも冷静になりましょう。

たとえA判定でも模試は模試にすぎません。大事なことは解答例や自分の答案をよく分析することです。中でもほとんどの人が解けた問題や得点の稼ぎどころにした人と捨てた人が二極化した(いわゆる差がつく)問題は見直すのが他にも増して重要です。データを活用しながら自己採点をする気持ちで丁寧に分析しましょう。そうすれば結果に対する感情を抑えてモチベーション低下を防ぎ、真の実力を与えてくれるのです。

そして、そもそも模試を受けすぎるのは良くありません。模試は力試しの場であって、勉強ではありませんから自分の実力の変化が見られる適切な頻度で受けるべきです。あまりにも受けすぎるとどうしても「またすぐに次があるから今回は甘めで良いや」という気持ちが生まれ、受験料と時間がもったいない事になります。どれを受けるかきちんと取捨選択してください。

まとめ

今回は勉強のモチベーションの保ち方について方法を紹介してきました。長い受験勉強ですが、適切にやる気を維持しながら頑張っていきましょう!

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