みなさんこんにちは ポケット予備校です
「東大って後期あったけ?」
「東大受けるなら、併願校どこにすればいいかな」
そんな疑問に答えます。
ズバリ、東大に後期はないです。
この記事では、東大の後期だけでなく、併願校についても詳しく解説していきます。ぜひ、併願校選びの参考にしてください!
東大に後期試験はない!
東大に後期試験はありません。
理3が2008年度に、そのほかの科類は2016年度から廃止になりました。
その代わりに、2016年度から新たに推薦入試が導入されました。
東大志望の受験生は併願はどこを受ける?
東大に後期がないなら、他の大学との併願を考えたい、という受験生も多いでしょう。
東大受験生で併願が多いのは、
・旧7帝大 + 一工医 などの国公立大学
加えて、
・私立は早慶上智、MARCH
他には、
・地元の国公立大学
というパターンが多いです。
さらに、最近では
・海外の大学に出願
、といったことも少しずつ出てきました。
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
旧7帝大 + 一工医 などの国公立大学
旧7帝大とは戦前に作られた帝国大学のことで、現在の北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の7つの大学のことを指します。
一工医とは、東京にある一橋大学、東京工業大学、東京医科歯科大学の3つの大学のことを指します。
その他、横浜国立大学や筑波大学のような東京から離れた地方の国公立大学も候補として上がります。
これらの大学は日本でもトップクラスの学問レベルの大学のため、東大の併願校として受験を考える人がとても多いです。
例えば、2020年度入試では、それぞれの大学の後期試験の状況は次のようになっていました。
(令和3年度の募集要項は各大学から随時発表されるので各々、ご自分の志望校にそって各大学のHPなどをご確認ください!)
北海道大学
医学部の一部の学科を除いて、広く学部入試で後期試験が行われました。
詳しくはこちら:令和2年度学生募集要項 1ページなど
東北大学
経済学部と理学部で後期試験が行われました。経済学部は理系の受験生だけでなく、文系の受験生も受けることができました。
詳しくはこちら:令和2年度 一般選抜入学試験学生募集要項 9ページなど
東京大学
前の見出しでも解説した通り、東京大学は後期試験がありません。
名古屋大学
医学部で後期試験が行われました。
詳しくはこちら:令和2年度一般入試学生募集要項 13ページなど
京都大学
法学部で後期試験があり、この後期試験は、特色入試として行われました。
大阪大学
大阪大学では、後期試験がありませんでした。
詳しくはこちら:後期日程や二次募集はありますか?ー大阪大学
九州大学
一部の学部を除いて、広く後期試験が行われました。
詳しくはこちら:令和2年度入学者学生募集要項 4ページなど
一橋大学
経済学部で後期試験が行われました。
東京工業大学
生命理工学院で後期試験が行われました。
詳しくはこちら:令和2年度一般選抜学生募集要項 1ページなど
東京医科歯科大学
医学部医学科と歯学部歯学科で後期試験が行われました。
横浜国立大学
教育学部を除いて後期試験が行われました。
詳しくはこちら:令和2年度一般入試学生募集要項 6ページなど
筑波大学
いくつかの群類で後期試験が行われました。
詳しくはこちら:令和2年度入学者選抜要項 2ページなど
その他、自分の興味のある学問に合わせて、東京から離れた地方も含めて、全国から併願校を選んでいく、といった感じですね。
また、中期試験を実施している大学もあり、それらの大学を受ける受験生もいますね。
ただし、これらの大学の中期・後期入試は募集人数が少なく枠が小さい場合が多いので、私立大学も併願で考える受験生が多いですね。その時の候補に上がるのは、次の大学が多いです。
私立大学
私立大学は国公立大学と入試の日程が被ることがあまりなく、また同じ大学を何回も受けることができる大学が多いです。そのため、東大に限らず、国公立志望の受験生の多くが併願校として受験します。
その私立大学の中でも、東大受験生が併願校として受ける人が多いのが、早慶上智です。
早慶上智とは、早稲田大学、慶應大学、上智大学の3大学のことを指します。
私立大学の3トップとして広く知られていて、どの大学も東京にあるので、東大受験生の併願校としてまっさきに候補に上がります。
このほか、MARCHと呼ばれる大学を受ける受験生もいます。MARCHとは明治大学(M)、青山学院大学(A)、立教大学(R)、中央大学(C)、法政大学(H)の5つの大学のことを指します。
これらの大学も、ほとんどのキャンパスが東京にあるので、候補として上がりやすいです。
地元の国公立大学
地方から東大を受験する受験生も多いですよね(僕もその一人です)。そのような受験生は、地元の国公立を併願に受ける、ということも多いです。
特に、東大じゃないと上京させない、という家庭の方針などがあった場合、併願校には地元の国公立大学を考える、というパターンが多いようですね。
海外の大学に出願
日本の大学だけでなく、海外の大学に出願する東大受験生も数は多くないものの、少数はいます。編集者も東大に通っている身ですが、大学の友人にも、海外の大学に出願して合格し、通っている人はいます。
海外大学も、複数の大学に出願することができますので、興味のある人はぜひ、挑戦してみるのもいいかもしれません。
まとめ
たくさん大学を紹介しましたね。まとめると、
まず、東大に後期試験はありません。
そして併願校については、この記事で紹介した大学なども考慮に入れてみてはいかがでしょうか?
ようこそ、ポケット予備校へ、編集長のジョンです!東大の文系の3年生で、他の東大生メンバーとこのWEBサイトを運営しています!
このサイトの記事はどんな人が書いているのかな、どんな理念で運営しているのかな、と思った人は、ぜひ、下にある「ポケット予備校について」から確認してください!