みなさんこんにちは ポケット予備校です!
世界史って覚えること多くて大変ですよね
「いろんな用語が多すぎて頭に入ってこない・・・」
「歴史の流れがつかめない・・・」
そんな悩みを持つ受験生も多いはず!
そこで、今回は、ポケット予備校によるオススメの世界史の勉強法を紹介します。ぜひ、参考にしてください。
なお、ポケット予備校では、このサイトで世界史の授業を行っています。合わせて使ってみてね!
勉強法の鉄則
世界史の勉強には鉄則があります。それは、
全体の流れをつかむ→細かい歴史を覚えていく
ことです。
世界史を勉強するときは、この順番で勉強するのが大切です。
なぜ、この順番で勉強することが大切なのでしょう?
それは、最初に大きな流れ=全体の流れを分かっておくことで、複雑な世界史がグンと頭に入ってきやすくなるし、流れを勉強しやすいからです。
よりはっきりと分かってもらうために、1つ具体例を挙げて考えてみます。
みなさんが東京の高校生だとして、修学旅行に行くことをイメージしてください。出発当日になったけど、行き先を知らされていません。
そこで、先生にどこに行くのか聞いてみました。そしたら、A先生はこのように答えました。
「今日はまず東京駅に行って、のぞみ Z Z Z号に乗ります。そこから品川、新横浜、豊橋、名古屋、岐阜羽島、米原を通って京都で降ります。京都駅の烏丸口から出たところにあるバス停で、市バス A A A 系統にのって清水坂までいき、そこから徒歩で清水寺まで行きます。
つまり、今日は東京駅から清水寺に行きます」
なんだか、途中で知らない駅や出口、バス停の名前がたくさん出てきて、わかりにくいですよね。最後まで、修学旅行の行き先がわかりません。
これとは反対に、B先生はこう答えました。
「今日は東京駅から清水寺に行きます。
その行き方は、まず東京駅に行って、のぞみ Z Z Z号に乗ります。そこから品川、新横浜、豊橋、名古屋、岐阜羽島、米原を通って京都で降ります。京都駅の烏丸口から出たところにあるバス停で、市バス A A A 系統にのって清水坂までいき、そこから徒歩で清水寺まで行きます。」
どうでしょうか?B先生の言い方だと、「あ、今日は東京駅から清水寺に行くのね」と分かった上で、その道のりを聞くので、よりすんなり頭に入ってきやすかったのではないでしょうか?
実は世界史の勉強もこれと同じなんです!修学旅行の話では、駅名でしたが、世界史ではこれが人物名や条約の名前に変わり、ますますややこしくなってきます。
だからこそ、先に全体のつかんでから勉強するのが大事なんです!
逆に、まず細かいことから覚えていくと、自分は今どこの勉強をしてどういう流れなのか、ということが見えにくくなってしまいます。
そうではなくて、「あ、今回はこんな感じで歴史が流れていくのね」と分かってから、細かい名前や流れを覚えていく方が頭に入ってきますよ!
具体的な勉強法
世界史の勉強法の鉄則、分かりましたか?もう一度確認すると、
大きな流れ→細かい流れ
で勉強することですね。
それでは、具体的にどうやって勉強していけばいいでしょうか?
日頃勉強するときは、この手順で勉強するのが良いでしょう。
- ある程度の範囲に区切る
- その範囲の全体の流れをつかむ
- 細かい流れを用語と一緒に理解していく
それでは1つずつ解説していきます。
1 ある程度の範囲に区切る
みなさんが普段、勉強するときは、世界史全部を1日で勉強するわけではないですよね。今日は古代ギリシアのペルシア戦争を勉強しよう、別の日には清代の中国を勉強しよう、といった感じで、範囲を区切って勉強するはずです。
世界史は大きいので、一気に全て勉強できるわけではないので、このやり方でいいと思います。自分が、今日はこれくらいやろうかな、と思う範囲に区切って勉強したらいいと思います。
2 その範囲の全体の流れをつかむ
今日はどこの範囲を勉強しようかな、という風に区切れたら、次はその範囲の大きな流れをつかみましょう。全体の流れをつかむって、どうしたらいいの?と思うかもしれません。
そこで活躍するのが、教科書や参考書です。多くの教科書では、各章の始めに、その章のまとめのようなページがあると思います。そのページに、その章の大まかな流れがのっているので、それを参考にするのがいいでしょう。参考書にも、大きな流れを解説しているページがあると思います。
3 細かい流れを用語と一緒に理解していく
大きな流れをつかめたら、細かい歴史を詰めていきましょう。このとき、人物名や地名、条約の名前といった用語がたくさん出てきますので、しっかりと細かい流れにのせて覚えていきましょう。
先ほど、大きな流れを確認したので、それを埋めていくような感じで、パズルのようにやっていくと、やりやすいと思います。
ここも、教科書や参考書の説明を読むのがいいと思います。とくに教科書は必要なことが十分に書かれているので、迷ったら教科書を読めばいいでしょう。
ただ、教科書は教科書なので、少し書き方が硬かったり、分かりにくかったりすることも多々あります。そういうときは、参考書を使うのもよいですね。よりカラフルに、分かりやすく説明しているので、勉強しやすいと思います。
まとめ
世界史の勉強、なんとなくイメージ湧いてきましたか?
もう一度おさらいすると、
勉強する範囲を決めて
→その大きな流れをつかむ
→細かい流れを用語と一緒に理解する
ことが鉄則の流れです!
ここで紹介した参考書やこのポケット予備校も参考にして、ズンズン勉強をしていきましょう!

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