【2021年度版】東大世界史の傾向と勉強法を現役東大生が解説!オススメ参考書も紹介!

皆さんこんにちは!ポケット予備校です!

皆さんは東大世界史についてどのような印象をお持ちでしょうか?

まず第一問の600字論述の圧倒的存在感が挙げられるでしょう。普通の小論文ですら600字書くのは慣れてないと難しいのに、世界史の事項についてそれも問題の要求に従って600字を解かなくてはならないなんて….。自分には出来る気がしないと思われる方も多いのではないでしょうか。

筆者は秋の東大模試の世界史で全国一位取りました。点数的には47点だったのですが、試験が難しく高得点が取りにくいのでそれでもトップを取れました。東大世界史に関しては得意科目と言える状態にはあったと思います。

今回は、そんな東大世界史について、現役東大生の編集者が、その対策法・勉強法について詳しく解説していきます!

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東大世界史の基本情報

まず、東大入試での世界史の立ち位置を説明します。

数学は、東大入試の2日目の1つ目の試験です。地歴の選択科目として、日本史・世界史・地理の中から選択されます。世界史は3つの大問から構成されていて、回答時間は2科目で150分です。

東大世界史の配点

文系数学は大問3つで60点満点です。大問1が大論述・大問2が中論述・大問3が一問一答です。

各大問の配点は公式には発表されていません。各種予備校東大模試の配点は大抵次の表のようになっています。

予備校駿台河合
大問13020
大問22020
大問31020

この配点からもわかるように、東大世界史の配点には諸説あります。大問ごとの負担の重さが全然違うため、その重さに従った配点にするのか、それとも各大問に均等に点を割り振るのかという所に争点があります。

公式発表がされていないのでこの論争に決着はつけられません。ですが、大問の負担の大きさは大問1>大問2>大問3であり、基本的に全ての大問から満遍なく点を取っておきたいので大問1>大問2>大問3の順に重要だと思っていけばいいでしょう。大問1はまともに解くのに非常に時間がかかる上に、その出来によって地歴全体の感触がかなり左右されるので、地歴で世界史を選択する場合は大問1をいかに攻略するか?ということを常に意識していきましょう。

合格者の平均点・目標点はどれくらい?

東大世界史は年による難易度のバラツキは比較的小さいです。合格者は大体35~45点の間にいます。このゾーンが最大のボリュームゾーンだと思ってまず間違いないです。

45点を超えてくると東大世界史が得意と言えるのでは無いでしょうか。毎年50点以上を取ってくる受験生もいますがこれは少数で中々狙って取れるものではありません。また、30点以下を取ってくる受験生はあまり多くないです

以上のことを踏まえると、目標点は取り敢えず40点にしておくといいと思います。基本的に世界史ではあまり差がつかないです。高得点を取るために勉強をしてもせいぜい40点後半とあまり差がつかないので、高い目標を掲げてそれを達成するべく勉強するよりはそこそこの目標にしておいて英語や数学といった差のつく科目の勉強にあてるといいでしょう。世界史では40点を取っておけば「世界史で落ちた」と言い訳できない状態にはなれます。筆者は世界史が好きだったので熱心に勉強しましたが、東大に合格することのみを考えると正直コスパは悪いです。

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東大世界史の分析

基本的に暗記が重要

東大世界史は基本的に暗記が重要です。

一問一答である第三問は言うまでも無いですが、中論述である第ニ問・大論述の第一問も基本的には事前に知識を入念に暗記しなければまともに得点することができません。日本史とは異なり史料が出されない、もしくは出されても解答構成にほとんど役立たない場合が多いです。

たまに合格体験記などで大論述は文章力で補えるといった意見がありますが、文章力で補うのは限界があります。膨大な量の知識を暗記しなければ勝負の土俵にすら上がることができないでしょう。当たり前のことですが、東大の大論述は世界史について作文をするのではなく、世界史の問題を解くということなのです。

基本的に東大世界史の勉強は知識を頭に詰め込むという様相を呈します。筆者は山川出版社の詳説世界史という教科書の記述を全て理解した上で丸暗記しました。

細かい知識は必要ない

上の段では少し大袈裟に書きましたが、章題にもあるように非常に細かい知識は必要ないです。難関私大は明らかに知識が細かすぎです。また、同じ国立でも一橋大学はかなりマニアックな問題を出してくるのですが、東大はそのような問題は(滅多に)出ないです。

求められる知識はあくまで教科書レベルになります。ですが、難関私大とは異なり、単なる知識ではなくて事象の背景や時代・地域を超えた連関、時代のおおまかな特徴などの教科書の行間にある知識が必要になります。

世界史は好きになる人が多く、世界史オタクになる人も毎年一定数見られます。科目のことを好きになるのは非常に良いことなのでその状態は好意的に捉えられますが、その情熱をマニアックな知識を覚えることに向けたら危険です。そうではなくて、枝葉よりも本質的な部分に目を向けられると東大世界史を攻略するという点では良いでしょう。筆者の経験ベースですが、多分そっちの方が面白いです。

単語の暗記に終始してはいけない

東大世界史攻略にあたって暗記という場合は単なる単語の暗記ではないです。大問3ならともかく、東大世界史はそれなりに長い論述を書くことが求められます。

よって、知識は論述で使える形でインプットする必要があります。例えば、一問一答の参考書を使う場合は、解答を覚えるのではなく問題を覚えるという形になります。市販の参考書で論述フレーズがあったりするのでそれを使ったり、問題集や過去問の解答例をそのままストックするのもいいでしょう。また、教科書の論述に使える部分を覚えていくのもいいでしょう。

筆者は全ての記述が重要だと思ったので教科書を丸暗記しました。最終的に、教科書を読んでいる最中に「この記述はこのタイプの問題とこのタイプの問題を解くのに使えるな、行数は2行くらいかな」とか考えながら読んでいました。

インプット段階では以上です。膨大な量の暗記が求められるので、世界史は遅くても受験の一年半前には始められるといいでしょう。

以下は大問ごとにその分析を書いていきます。

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大問3を侮ってはいけない

大問3は一問一答ということで、この問題はただ解くだけだからチョロいだろと思ってしまうかも知れません。ですが、この大問が意外と落とし穴になったりします。受験生はよほど難しいセットでない場合基本的に9割は取れるのですが、毎年一定数の受験生がここで3ミス、4ミスしていきます。

基本的に大問3を間違える理由は①知識を知らない②注意力不足の二通りが挙げられます。

①に関して、第三問では難関私大のような教科書レベルを遥かに超えた問題が毎年一問くらいは出題されたりします。このような問題は落としても仕方ないです。大問3はこういう問題のせいでなかなか満点が取りにくいです。

ですが、それ以外の問題は大抵教科書レベル、知らなければ東大受験生失格の烙印を押されても文句は言えないレベルです。過去問や模試を解いて大問3に知らない知識ばかりだという受験生は、時期によりますがそれなりに気を引き締めてインプットをしていくといいでしょう。

しかしながら、入試本番で失点するのは大体②のケースです。入試本番という異様な状況下では普段のパフォーマンスが中々発揮できません。その中で、問題文をよく読まずに~だから○○だろう!という感じで条件反射的に飛びついて、実は問題できいているのは✕✕だったというのはよくある話です。

この形での失点を避けるにはどうすればいいか。精神論で申し訳ないですが、問題を見る前にこの問題は何を求めているのだろう?と一度落ち着いて考える癖をつけるといいと思います。実際、この問題は何を求めているのだろう?」というのは東大世界史攻略においてもっとも重要な発想です。詳しくは大問1のところで書きますが、この問いを発する癖はつけたほうが良いでしょう。

多くの受験生はおそらく地歴の試験の最初にこの大問を解くと思います。一般的に試験時間の始めのほうに問いた問題はミスをしやすいので、試験終了前に一度見直すといいでしょう。一問一答を見直すのはそんなに時間が掛からないでしょうし、また訂正も容易です。

また、今までは単純な一問一答を想定していましたが、大問3で1~2行の少論述・記号問題・地図や図表を用いた問題もしばしば出題されます。問題量も基本的には10問ですが、たまにいつもより多くの問題が出題されることもあります。こういった場合にはとにかく焦らずに、冷静になることが肝要です。求められている知識のレベルは変わらないので、冷静になれば普通に得点できます。

大問3について想定していたより語ってしまいましたが、大問3では東大世界史で重要なことがちゃんと問われています。重要なことを基礎的な形式の問題で問うているという点では基礎が身についたか確認する上で非常に良い題材でしょう。

逆にこの大問でまともに得点できない場合は他の大問でも得点できないと思うので、引き続きインプットをしていきましょう。

差がつく大問2は暗記勝負

大問2は中論述です。東大世界史は基本的に暗記が重要ですが、この大問2は特に暗記が重要です。それも、先に述べた論述で使える形での暗記です。

確かに大問2は論述問題ですが、その内実は定番フレーズをちゃんと覚えているかをチェックしているだけです。~といえば?という事象に対して思いつく事項を複数列挙すればそれがそのまま解答ポイントになっていることが多いです。このため、教科書などでいかに論述用のフレーズを蓄積できているかが勝負になります。

また、大問2はマニアックな知識が求められることもあります。詳説世界史には載っていない知識も普通にきかれます。

以上のことからわかるように、大問2はしっかりと論述用にアレンジされた形でそれなりに細かい事項まで暗記することが求められます。大問3と比べて暗記の敷居が高いため、ここで受験生の間で差がつきます。また、部分点を狙いやすい上になかなか満点解答を作りにくい大問1と比べて、大問2は基本的に知っているか知らないかで得点が左右されますしできる受験生は普通に満点解答を作ってきます。

そのため、東大世界史は大問2で一番差が付きます

筆者が東大模試で全国一位を取った時もこの大問2の出来がずば抜けてよかったです。

地道な対策がものをいう大問なので、知識の暗記→問題演習→知らなかった知識の暗記のループを着実に繰り返していきましょう。

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「この問題は何を求めているのだろう?」を常に問う大問1

いよいよ大問1、大論述です。東大世界史の代名詞的な問題ですよね。この大問の手応えが地歴全体の感触を左右するでしょう。

大問1は小論述の集合ともしばしば言われます。これはある程度は間違いないです。大問2を解きこなすような論述用の知識は絶対に必要でしょう。

しかしながら、大論述はそれだけで一つの問題です。冒頭でも触れましたが、世界史についての作文をするのではなく世界史の試験問題を解くことを求められています。よって解答は「問題の要求に答えたもの」でなければならないのです。この一見当たり前のことをちゃんと守れることが東大世界史の大論述で高得点を取る秘訣です。

よくある間違いは大論述の問題をよく見ずになんとなく分野的に関連している知識を解答用紙に書いてしまうということです。もちろん、単純に知識が不足しているため書くべき内容が無く、その知識を書かなければまともな解答を作成できないというのもあると思います。こういったことを避けるためにも暗記は大切でしょう。

そしてその前提となる暗記をこなした後は「どの知識を」「どんな形で」書くかを「問題に合わせて」選択することになります。この選択こそが大問1の得点を大きく左右します。

ですが、大論述の出題はある程度パターン化されていて、それに対する解き方もある程度確立されています。なので、参考書などでその解き方を頭に入れつつ、本番演習を通じて実践上の感覚を身に着けていきましょう。

大問1の解き方は今後ポケット予備校で過去問を使って解説していく予定なのでぜひチェックしてみて下さい。

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東大入試本番の注意

大論述は試験の途中で解こう

合格体験記などを読んでいると大問1を試験時間の最後に解いていたという受験生が意外と多いことに気づきます。これ、多くの方がやっているので安パイだろうと思われるかも知れませんが、筆者は基本的にオススメしていません。

多分大論述を最後に解いていた理由として、「大論述は際限なく時間を使ってしまうから最後にまわした」とかが挙げられていると思います。確かに大論述は中々解答時間が読めない問題ではあると思います。

ですが、際限なく時間を使ってしまう問題、言い換えれば解答するのに時間をかけてしまう問題を試験の最後にまわしてしまうとどうなるか。残り時間がもうあと僅かとなると受験生は非常に焦ります。その中で問題を把握するのにも・解答の方針を立てるにも・実際に解答を作成するのにも非常に頭を使う大論述を解くと全ての過程におけるクオリティが激減します。

また、その状態でクオリティをこだわろうと思えばいくらでも拘れる問題を解くとなると、速く解答を仕上げなければという焦りと質の良い解答を仕上げなければという受験生の使命が対立して、結果的に心が惑わされて出来の悪い解答を作成してしまったり、最悪の場合は解答欄をきちんと埋められずに試験終了となってしまう恐れがあります。

こうなった場合はもう地歴の感触は最悪になってしまうのでは無いでしょうか?ここまで行かなくとも、焦っている時受験生は自分が使い慣れている=容易に想起できる知識に頼りがちになってしまうので、問題に関係の無い知識をツラツラと書いてしまうリスクが非常に高まります。

これを避けるために、大論述は時間にも気持ちにも余裕がある内に解いてしまうといいでしょう。大論述は解答する時間が読みにくいと書きましたが、慣れれば45~60分で一通り解き終わります。このざっくりとした感覚は本番演習の中でしか鍛えられないので過去問を使って徹底的に問題演習しましょう。

ちなみに筆者は世界史大問3→世界史大問2→世界史大問1→日本史(思いついた順)→見直しといった感じで解いていました。

自分が知らない知識はみんな知らない

本番中はこのマインドを持つことが大切です。特に大問3では最低でも9割は取らなきゃ!と気合を入れるあまり知識がパッと思いつかない問題が出ると必要以上に動揺してしまう恐れがあります。

これは世界史に限った話では無いですが、東大受験生はみんな同じような参考書を使って勉強しています。世界史だったら詳説世界史と27カ年はみんな使っているでしょうし、文系数学だったら青チャートとプラチカは大体みんな使っているでしょう。

そして裏を返せば、それらの参考書に書いていない事項はみんなそんなに知らないということです。だから例え本番で知らない知識が問われていたとしても、どーせこんなのみんな知らないっしょと思えばいいんです。

「自分は合格者の平均レベルの知識は持っている」というマインドが持てれば大分気楽に受験を進めることができるでしょう。

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東大世界史の勉強法

通史のざっくりとした把握

歴史の勉強は通史の把握から始まると思います。時代の基本的な知識を知らずして論述用を覚えることはできないでしょうし、勿論論述対策などできないです。ですが、この通史の勉強にあまり多くの時間を費やすのも考えものだと思います。

というのも、高校の授業のような進度で通史の暗記をしてしまうと現代史の学習をしているうちに古代の内容を忘れてしまうんですよね。エビングハウスの忘却曲線という言葉は皆さん聞いたことがあるとは思いますが、暗記は「ざっと、何度も」繰り返すというのが重要です。

そもそも歴史の事項の完璧な暗記はなかなかに難しいですし、論述で使える形で暗記していないと意味が薄いのでこの段階は軽くやるに留めて次のステップに進むといいと思います。筆者はマンガと教科書を何周か読んで通史学習は終わりとしていました。

論述で使える形でのインプット

地歴の勉強の中心です。教材もやり方も色々あると思います。

何個か既に書いていますが、教材は一問一答・教科書・論述フレーズ集などを使うといいでしょう。暗記方法ですが、筆者は周回速度を求めていたためひたすら解答ポイントを思い浮かべながら黙読していましたが、自分にあったやり方で音読なり写経なりをすると良いと思います。

論述問題の解き方を習得する

大問1のところにも書きましたが、東大の論述問題は解き方を知っていないと中々高得点を取りにくいです。ですが、その解き方も結局何パターンかに類型化できるので、それを頭に入れておきましょう。

ひたすら問題演習

最後はひたすら問題演習です。これは全科目共通のものでしょう。

過去問を使って時間を測ってやりましょう。この際本番通り地歴2科目150分でやるようにしましょう。やはり演習は本番とできる限り同じ状況で行った方が場慣れするという点でいいと思います。東大入試はなんとなくはわかると思いますが異様な空間で行われるので、本番の影響を出来る限り減らすという点でも普段の練習から地歴は150分で解くといいでしょう。

そして、問題演習で使えそうなフレーズはそのまま丸暗記するが吉です。過去問27カ年もやればある程度全範囲網羅しているので、知識のインプットの点でもいいと思います。

基本的に問題は解きっぱなしにならないようにしましょう。

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オススメ参考書・問題集

教科書

東大世界史の基本は教科書だと思います。予備校などではよく言われると思いますが、教科書は2冊使うといいでしょう。

1冊の教科書だけではどうしても知識や世界史の視点に漏れが出てしまうのと、異なる記述のされ方をしている教科書を見比べることで知識が整理できるので、教科書は複数持つのがベターです。その際、一冊はメイン・もう一冊はサブという感じの立ち位置にするといいでしょう。

各教科書の特徴ですが、山川出版社の『詳説世界史』は最もオーソドックスな教科書で大問2向き、『新世界史』はややマニアックなものの東大入試で時折問われる視点がコラム等に載っている。東京書籍の『世界史B』は東大対策用として人気でよく大論述で問われる視点が書かれているもののマニアックな知識が多く分厚い、帝国書院の『世界史B』は東大入試でよく問われる「世界の一体化」という観点から記述されていて時代の特徴が分かりやすく整理されているなど大問1向きです。

筆者は『詳説世界史』をメインの教科書として丸暗記し、帝国書院の『世界史B』をサブの教科書として適宜読んでいくといった感じにしていました。メインの教科書は基本的には学校などで配布された教科書でいいと思いますが、サブの教科書を選ぶ際は参考にしてみて下さい。

詳説世界史 (山川・教科書)

 

世界史B (東京書籍・教科書)

マンガ『世界の歴史』

筆者は世界史の勉強を始めようと思い立った時にマンガを読むところから始めました。日本史は中学でも学ぶのでざっくりと全体の流れを把握している方は多いと思いますが、世界史は何を学ぶのかすらわからないという方が大半だと思うので、まずはマンガでイメージをざっと掴むといいと思います。

筆者が読んだのは一番安かった集英社版ですが、論述で使える視点が散りばめられているなど案外侮れない仕上がりになっています。いきなり教科書から始めると厳しいという方も多いでしょうから、マンガから勉強を始めるというのは賢い選択だと思います。

学習漫画 世界の歴史1
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世界史論述練習帳new

市販の参考書で数少ない「論述問題の解き方」を学べる参考書です。流れ・比較・意義などの問題ごとの解法を分かりやすく解説しています。大問1の対策はこれを読んでから始めるといいでしょう。

また、付録としてついてくる論述フレーズ集はややマニアックな知識があるものの大問2対策に使えます。さらに他大学の過去問もあおれなりに扱っているなど市販の世界史参考書としてはかなり良い出来になっていると思います。

欠点は日本語として不自然な表現が散見される程度です。これに関しては色々な流儀があるのでここで議論に触れるのは避けますが、総じて買って損は無い参考書と言えるでしょう。

世界史論述練習帳new

過去問

過去問は絶対解きましょう。過去問を解かないで高得点を取るのは不可能に近いです。

過去問からの使い回しのような問題もしばしば出題されるので周回してある程度内容を覚えるといいでしょう。

もっとも、過去問と同じテーマを扱いつつも過去問どおりに書くと大幅に失点するという引っ掛け問題が出題されたことがあるので盲信してはいけませんが(これに関しては目の前の問題が何を求めているかという視点を常に持っておけば避けられます)。

東大の世界史27か年

他大学の過去問

最近は他大学の過去問も東大対策を進める上で重要です。というのも、2018年第一問の「女性史」に関しては一橋大学で、2019年第一問の「オスマン帝国解体史」に関しては京都大学で過去に出題された問題の類題でした。

筆者は京都大学の問題を事前に解いていたので、大論述をかなり楽に仕上げることができました。このように他大学の類題が出題されることも最近の傾向としてはあるので、世界史で良質な論述問題を出題する大学の、少なくとも過去10年分の問題のテーマと知らない知識を頭に入れておくといいでしょう。

一橋大学の世界史の過去問はこちらから 一橋大の世界史20か年 第4版

京大の世界史の過去問はこちらから 京大入試詳解17年 世界史ー2019〜2003

まとめ

東大世界史対策をまとめると次のようになります。

  • 基本的に暗記量の勝負
  • 論述フレーズをストックしよう
  • 「問題が何を求めているか?」の視点が重要

世界史は大学での学問を進める上での基礎となる科目なので受験後も役に立ちますまた、問題が何を要求しているかを分析してそれに従って長大な論述を作成する能力も今後大学や社会に出た後で必須と言えるスキルでしょう。

なので、受験世界史を極める意義は十分にあると思います。

この記事は受験世界史の極め方を筆者なりに解説したので、参考にできる部分はぜひ参考にしてみて下さい。

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